エロは熱帯夜にあったよ(笑)

"友だち"ではなく"友人"と呼ぶタイプの皆さま

こんにちは

 

以前したためた拙文の冒頭

f:id:Neighborks:20230610082028j:image

これがなにかの陰謀により弊学内で流出し

卒業までの間、「𝓚𝓘𝓢𝓢」を永遠にイジられ続け

 

今年の3月

同期に「𝓚𝓘𝓢𝓢 野郎」と後ろ指刺され

めでたく卒業いたしました

f:id:Neighborks:20230601015827j:image

殺してくれ

 

 

今回は脅されたのでブログを書きます

乱文乱筆のほど、何卒お許しください

f:id:Neighborks:20230611115904j:image

 

 

 

「温泉行きたい、酒飲みたい」

「あり」

なんて深夜過ぎの雑なやりとりを経て

ぼくと女子大生は旅行に行く事となりました

 

そこでまぁ色々あったので

それについてシコシコと認めて参ります

 

 

今回は女子大生とぼくの他には誰も出ません

遅ればせながら簡単な説明を

 

女子大生

股は緩くありませんが脳の元栓がユルユル

思ったことをすぐ口に出します

おそらくADHD

あとビジュがメッチャ仕上がってました

アツいぜ

 

ぼく

おちんちんから生えてる化け物

 

数週間前に突発的に送られてきた

「温泉行きたいね〜!」

なんて一言にホイホイと付いていくタイプ

f:id:Neighborks:20230610081729j:image

 

以下本文

 

 

6月某日

時刻はお昼の12時過ぎ

ぼくは女子大生を迎え入れた車で

高速道路にて法定速度の限界に挑戦していました

 

借り物の車でイキリ散らかすという初手から

エグいプレミをかましてしまいましたが

まぁ最たるコトではありません

 

15分に1回は車から

「速度超過です」や「急加速です」などの警告が

飛んできますがコレも瑣末な事柄でございます

 

無視のちアクセル

f:id:Neighborks:20230611025006j:image

 

 

道すがらのコンビニで酒をしこたま購入し

なんだかんだ無事、目的地に到着しました

 

ここはとある港町

美しい水平線と離れ島

そして穏やかな街並みがある

旅行にはうってつけの場所でした

海と山に囲まれたこの街は

都会の喧騒に息苦しさを感じる僕にとって

とても素晴らしい時間を与えてくれることでしょう

 

強いて言うのであれば

死ぬほど雨が降っていたことでしょうか

主に鄰の雨女のせいで

 

雨音は都会の喧騒に負けないくらいウルセェし

水平線は曇り散らかしてて見えねぇ

離島に至っては「マボロシしま」状態でした

f:id:Neighborks:20230610081418j:image

 

 

ですがご安心下さい

なんら問題は御座いません

今回の主目的は「酒」「温泉」

この2つです

 

現代社会の荒波に立ち向かう女と

それ程、波がシケっている訳ではないのに

溺れかけている男が

湯治によって心身を癒し

異常な量のアルコールを摂取

そうして泥酔、爆笑をする

 

本日はそう言った会なのであります

f:id:Neighborks:20230610081410j:image

 

 

なんだかんだで我々は本日のホテルに到着

気付けば時刻は夕方5時を過ぎています

今から温泉に入れば、あがる頃には

宴をするにはもってこいの時間となります

 

先延ばし癖がエグい我々も流石に今日ばかりは

約1時間と言う驚異的短さの先延ばしタイムで

温泉へと向かいます

 

 

互いにゆったりとしすぎた様で

2人とも風呂から上がる頃には

外はすっかり暗くなってしまい

雨も先刻より、かなり弱まっていました

 

着いたばかりではまともに見えなかった港町は

どこか温かな街あかりを灯し

水平線と夜空はその境界線を朧げにしています

 

目がくらむ様な派手さや眩さはありませんが

どこか郷愁的な夜景をぼくらは眺めていました

 

稚拙が過ぎました

洒落臭ェ

 

乾杯

f:id:Neighborks:20230613075359j:image

 

互いに握りしめたグラスには

5倍希釈の割材を1:1で割ったレモンサワー

我々の地獄飲酒会はこうして

開戦と相成った訳です

 

 

酩酊なんぞ遥か昔に通り過ぎたころ

急にナンジャモンジャゲームが始まりました

ナンジャモンジャゲームが何かですか?

ちょっとくらい自分で調べる努力とかしたら?

 

f:id:Neighborks:20230613005909j:image

「え〜コレ何??wwwwww」

下仁田

「wwwwwwww」

f:id:Neighborks:20230613005916j:image

「うわコイツなんでしたっけwww」

「え〜っと...アッ‼︎ "なり損ないシースルー"!!!!」

「ギャハハハハハwww」

f:id:Neighborks:20230613005921j:image

「「うんこ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」」

(𝑩𝒊𝒈 𝑳𝒂𝒖𝒈𝒉...)

f:id:Neighborks:20230613005828j:image

 

それはもう地獄でした

止まらない身内ノリ

終わった品性大爆笑

空き瓶,空き缶,空き割材...

 

飲むと記憶が不鮮明になるぼくですが

今回ばかりは自身の忘却癖に感謝するばかりです

 

ですがそんな飲酒記憶カス野郎でも鮮明に

思い出せる出来事があるのです

 

こっから本編

 

 

「ねぇ聞いてww 今日めっちゃ下着エロいww」

 

そう笑いながら目の前に座る彼女は

浴衣のすそを捲りあげました

レースがあしらわれたエンロい下着が

ぼくの目の前にコンニチワ!!しています

 

どうやら対面は先2墓地サガ落ちを思わせる

夜戦の理想的な初動をブチ決めたようです

(ちなみに現代デュエルマわかんな過ぎて有識者に聞きました)f:id:Neighborks:20230613011244j:image

 

 

いまさら下着を見せられたくらいで

ちんちんを勃起コンニチワ!!させる様な童貞ではありません

しかし浴衣の下にエロ下着(𝑃𝑖𝑛𝑘 𝐶𝑜𝑙𝑜𝑟)を

着用してるとなれば話は別です

 

よくお考えいただきたい童貞諸君

目の前にいる泥酔気味のビジュ良し女

それがエロ下着を身につけているその事実を

ぼくにカミングアウトしてきたこの状況を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エロすぎる...あんまりにエロすぎるっ...f:id:Neighborks:20230613013412j:image

 

ですがこの百戦錬磨にして

「顔がキモいから対面座位はイヤかな...(笑)」と

過去ヤッた女8割から言われてきたこのぼく

そんじょそこらのルーキーとはひと味違います

 

「なにそれ馬鹿エロいじゃないですかwww」と

相手のテンションを読み切り

一笑に付す一言を放ちました

 

ここで攻めの姿勢を見せるのは素人のやる事

大丈夫でぇじょぶです案ずることはございません

この酔い方でしたらまだまだ

エロのチャンスはありますとも

f:id:Neighborks:20230613081511j:image

 

一体なにを焦る必要がありましょうか

泰然自若たる構えで待つ

ただそれだけで良いのです

ただそれだけのコトで

ぼくはエロにありつくことができるでしょう

 

 

 

 

時刻は深夜12時過ぎ

ぼくらは互いの床に就いていました

 

おや?

エロはどこでしょうか?

私はこの女と懇ろになりたいだけですのに

なぜ女の隣で寝んごろりんしてるのでしょうか?

 

そういえば、場の雰囲気に胡座をかいたぼくは

自分から何も行動することなく

 

「眠くね?!?!寝よ!!!」

「ねる!!!!」  と...

f:id:Neighborks:20230613142005j:image

己が手でこの状況を作り出してしまったのです

我ながら何という失態

 

矢張り自身で何も行動を起こさないと

人生というものは無情に流れるに過ぎないのです

おい聞いてるかオタク

お前のことだぞ

 

ぼくはそんなオタクとは ""違います""

 

余談ですが昼前の休憩中に

社用車の助手席でこんなもんを

書いてる自分に耐えられなくなってきました

まだ行けるな

 

 

正直なところを申し上げますと

ぼくらは理性も倫理も

忘れ去るくらいにはベロンベロンでした

 

ぼくは鄰の布団に這わせます

2人には狭すぎる寝床

霧雨が入るからと今さっき閉めた窓も

体が冷えるからと1時間くらい前に切った空調も

ただ同衾するぼくらの体温を上げていきます

 

目を合わせずとも

手に触れれば握り返され

足がぶつかれば絡み合わせる

 

理解わかります

コレはSEXの流れ

僕らは今晩マジンガーZになる他ありません

f:id:Neighborks:20230613152012j:image

(水木一郎氏へ哀悼の意を込めて)

 

さァ〜て後はハメ散らかすだけです

こっから流れでパイルダーオン(隠語)すれば

もうそれで僕の人生はアガリです

 

ありがとう、どうもみんなありがとう

ここでぼくは本SEX導入の文言を口に出します

そのはずでした

 

ですがぼくの口から漏れ出た言葉は意外にも

 

 

 

「...先輩はどうしたいですか?(小声)」

 

 

チキったワードでした

 

この期に及んで痛恨のミス

まさか後一歩のトコで

日和ってる奴がいるでしょうか?

f:id:Neighborks:20230615093355j:image

いました

ぼくです

 

前も似たようなミスしてね?

 

これ万に一つでも相手が断ったとしたなら

My Sonはどこに納棒(ちんちんを膣に挿入するの意)

すれば良いのでしょうか

 

思い返せば自分が主導権を握ったスケベなぞ

片手があれば事足りる回数しかありません

そんなぼくにとって

𝑺𝒉𝒂𝒍𝒍 𝑾𝒆 𝑺𝒆𝒙    セックスをしませんか?...?

なんてモノはあまりに言い難い言葉だったのです

 

また私は失敗をしてしまった

ADHD特有の勝手な思い込みにより

セルフ敗北をビンビンに感じていたその時

 

ぼくの胸元に顔を埋めていた彼女は

耳元へ顔を寄せこう囁きました

 

 

「それ...私に言わせていいの?」

 

 

わ〜お

こんないい女、実在したんですね

ぼく、びっくり

f:id:Neighborks:20230614000522j:image

 

こんなことを女に言わせては男が廃る

そもそも廃りきってる気もしますが

もう知ったこっちゃありません

 

ほくは性欲以外の全てを振り絞り

素直な想いを伝えることにしました

なんなら我慢汁くらいなら

出てしまうのもやぶさかではありません

思いの丈が声ならぬ声で漏れ出します

「..........ヤリたい」

 

「ヤリたいです...」

 

「SEXがしたいです.....ッッ😭」

 

溢れた心は、ただ肉欲だけでした

f:id:Neighborks:20230616015835j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キモw」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:Neighborks:20230614001523j:image

はいおしまい

おつかれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女はぼくをそう嘲ったあと

暑苦しい掛け布団を投げ捨てました

それは2人の夜を包む為のものだったはずです

 

失望に塗れる我が肉棒はパンパンです

そんな不躾なものを持つぼくの上に

はだけた浴衣の彼女は跨りました

 

窓から薄明かりが四角く映る布団の上

夜目が効いてきたぼくの視界には

垣間見えるエロ下着しかありません

 

幻想的と表そうにも

この夜はあまりに熱すぎます

この火照りは蒸し暑さのせいでは

ないことくらいぼくらはわかっていました

 

 

「しょ〜がない」

 

まだ酔いが醒めないまま

彼女はイタズラに笑います

 

「酔っ払った変態に襲われてあげる」

 

 

そうです

この人のノリが良いトコが大好きだったことを

僕はいま、思い出しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもつけっぱなしの

スマホアラームが鳴り響く朝

 

空を見ると昨日の雨が嘘のように

晴れ上がってました

 

女にも雨女にも私は勝利したのです

 

 

 

 

 

 

 

オチないよ

おちんちんはありましたけど(笑)

 

では

 

 

              終
            制作・著作
            ━━━━━
             ⓀⓀⓀ